2020.4.3

うどんの思い出
 
「サクランボ」
 
私は香川県の田舎で生まれ育った
 
地元では子供会で新聞・空き缶集め ソフトボール練習などが終わると公民館に集まってお昼をたべたものだった
 
折り畳みテーブルが並べられ、たらいに水が張られる
 
そこに投入されるのが近所の「丸木製麺所」の玉売りうどんだ
 
「おまたせ」
 
一斉に子供たちの箸が伸び、うどんはあっという間に平らげた
 
食べ終わった頃 たらいの中に「サクランボ」が浮いている
 
必ず「サクランボ」が浮いている
 
一人一つ分 浮いている
  
茎を持ち「サクランボ」を食べる
 
種を取りだす
  
次に茎を口に入れ 茎を舌で結ぼうとする子供たち
 
「出来た」
 
「すげ~!」
 
サクランボの茎が口の中で結べる子供はヒーローとなる
 
「わしゃ 結べたこと無いけんどな」(^^;

約4年前